親からの自立とは<裏切りの行為、ひとつの信仰の棄却>
親からの自立。
それはこれまで正しいと疑うことすらしなかった<親の価値観からの脱却>の過程である。
信仰していた宗教からの足抜けみたいなもの。
自立とは「これまで」に対する裏切りの行為だ。
裏切り者としてのわたし
だから自立は難しい。
新しい世界に旅立とうとすると旧世界の神が問いかけてくる。
「わたしを裏切るのか」と。
その声にどう答えるか。
「神に止められても私はこの道を行く」
そのとき人は初めて<自分の価値観>を自分の中心にすえて生きていけるようになる。